日本臨床歯周病学会の会員の皆様

平素は日本臨床歯周病学会に多大なご協力をいただき誠にありがとうございます。

さて、本年、令和二年の始まりから続いております新型コロナウイルスの感染はご承知の通り世界中へ拡散し、未だ収束の兆しが見えるてきておりません。このような中、本年6月に第38回年次大会を名古屋で開催する予定でしたが、本会学会員の９割が臨床家であり、会員への感染があった場合、その影響は計り知れず、また、会員自身の安全を保つため、苦渋の決断でありましたが、中止を決定させていただきました。これまで、開催に向け準備を続けてこられた村上大会長をはじめとする中部支部の先生方の無念さを考えますと、痛恨の極みであり、延期も考慮致しましたが、会場の都合等により断念せざるをえませんでした。 ここに改めて第38 回年次大会実行委員会、および関係各位に中止に至りました経緯に関し、ご理解をいただくとともに陳謝申し上げます。

現在、感染への不安を払拭するために三役会、各種委員会等はWeb 会議を推奨しており、年次大会中止に伴い会員への不利益が生じないように協議を進めております。

詳細が決定致しましたら、早急にお知らせいたしますので、ご理解のほどお願い申し上げます。

最後となりましたが、本会から一人の感染者も出ることなく、会員の皆様がこの脅威に打ち勝ち、早期の日常を取り戻すことを祈念させていただきます。

2020年4月1日

特定非営利活動法人

日本臨床歯周病学会

理事長　武田　朋子